ジェピコは、MOOG社のスリップリング製品を取り扱っている企業です。本記事では、スリッピング製品の特徴や会社概要などを紹介します。
MOOG社製のスリップリングを中心に、小型から大口径まで幅広い製品を扱っています。例として、直径 11.18 mm の超小型モデルや、1000 V・300 A まで対応する大口径モデルの取り扱いがあります。
用途や設置スペース・回転数・電流容量などの異なる仕様にも対応可能なラインナップが用意されており、機械装置・建設機械・医療機器など多岐にわたる装置設計を選択可能です。
標準品の提供に加えて、用途や使用環境に応じた仕様変更・カスタマイズに対応しています。例えば、屋外や建設機械等の過酷な環境向けに、保護等級IP65〜IP69Kの防水・防塵仕様、定格電流・電圧・回転速度の拡張などが可能です。
また、医療機器向け長寿命モデルとして、摩耗粉の発生を抑えるファイバーブラシ技術を活用し静音・高速通信にも対応している製品も提供しています。
| 回転速度 | 250 rpm(連続) |
|---|---|
| 回路数 | 6、12、18、または24個 |
| リード線の長さ | 304.8mm、609.6mm、914.4mm、1,219.2mm |
| リード線の太さ/種類 | AWG#26、テフロン絶縁撚り線 |
| 電圧 | AC 210 V |
| 動作温度範囲 | -40~+80 ℃ |
| 接触材料 | 金 |
| 定格電流 | 最大2A(1回路当たり) |
| ノイズ | 40mΩ以下 |
ジェピコのスリップリングは、産業機械や設備機器向けに、用途別のスリップリングを多数扱っています。サイズや極数、伝送形式などの選択肢が多く、既存装置に合わせたモデルを見つけやすい点が特徴です。
また、産業向け製品の取り扱い実績が多いため、設備更新時や新規装置の組み込みにも活用しやすいメーカーといえます。多分野の装置で利用しやすい構成を提供していることから、要件に合うスリップリングを選びたい企業に適しています。
仕様だけでなく依頼条件まで満たすスリップリングメーカーを選ぶには、各メーカーの得意分野を知ることが合理的なアプローチです。このメディアでは、設計者が条件に合う依頼先を見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。
ジェピコは、半導体や電子部品の輸入販売を行う専門商社であると同時に、自社開発製品の設計・開発・製造(ファブレス)および国内販売・輸出販売も実施しています。同社は、ロケットや人工衛星などの宇宙・防衛分野に加え、鉄道・建設機械・物流・IoT・無人機など様々な産業領域へサービスを展開している点が特徴です。
| 会社名 | 株式会社ジェピコ |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー34F |
| 電話番号 | 公式HPに記載がありませんでした |
| 営業時間 | 公式HPに記載がありませんでした |
| URL | https://slipring-japan.com/ |
スリップリングの選定では、組み込む装置の種類や用途によって特有の要件があります。
ここでは、現場で特に求められる条件に対して強みを持つ3つのメーカーを紹介します。

フルカスタムでしか実現が難しかった、内径φ50mmクラスの中空軸に、大電流(各極数十A級)と1,000Mbpsの高速通信の混載要件にセミカスタムで対応。
短納期かつ低コストで、性能を実現できる。
「中空型」「軸端型」など既存のセミカスタム品ベースの設計でゼロからの専用設計が不要。
ノイズ対策や寸法調整といった要件を反映でき、試作1台からの小ロット発注にも国内一貫生産体制でスピーディに対応。

外径φ22〜30mmクラスに適合し、0.3Aの通信用回路を最大18極まで選べる小型シリーズを標準品でラインナップ。
CC-Link規格準拠のモデルもあり、規格ケーブルでのダイレクト接続が可能。
余分な慣性や抵抗を抑え回転機構に組み込んでも測定誤差が生じにくい軽量・低トルク設計。
質量26g・起動トルク0.005N·mのモデルなどがあり、回転ステージや治具でも精度を維持できる。

CTなどの大型医療装置のフレームを貫通できる内径1,397mmに対応。
限られた設計空間にも組み込めるため、既存の筐体寸法の制約内でも回転部の構成が可能。
最大1,000V・300Aの電力と、合計80Gb/s超えの画像データを、1台で同時伝送。
CTスキャナのX線管や冷却系を支えながら、装置内部の配線を簡素化できる。