シンデンは、スイッチの開発から製造、販売までを一貫して手がけるスイッチの老舗専門メーカーです。独自の設計技術や合理化された製法により、高品質なスイッチをグローバルに供給しています。
本記事では、スリップリング製品の特徴や用途を詳しく紹介します。
シンデンのスリップリングは、回転速度が300rpm以下という高速回転の条件下でも、チャタリングの発生を抑えた優れた性能を備えています。
DC5V印加、300rpmの環境下で行われたオシロスコープによる測定でもチャタリングが検出されておらず、高速回転が求められる機器において、ノイズを抑えた安定的でスムーズな電気信号の伝達を可能にします。
同社のスリップリング「SDSC-0851シリーズ」は、8回路に対応し、各極で定格1A(DC40V以下)までの伝達が可能な標準タイプの製品です。高品質な部材と合理化された生産体制により、高い信頼性を保ちながらも安価での提供を実現しています。
また、1,000万回という寿命回転数を誇り、長期間にわたって安定した性能を維持できるため、コストパフォーマンスに優れた選択肢として導入できます。
| タイプ名 | 標準タイプ |
|---|---|
| 型式 | SDSC-0851 シリーズ |
| 定格電流 | 1A / 1極 |
| 許容電圧 | DC40V以下 |
| 許容回転数 | 300 rpm |
| 使用温度範囲 | 0 ~ +50 ℃ |
| 寿命回転数 | 1,000 万回 |
| 回路数 | 8回路 |
シンデンのスリップリングは、300rpm以下の高速回転でもチャタリングが発生しない高品質な信号伝達を求めている現場や、コストを抑えつつ信頼性の高い部品を導入したい設計部門に向いています。
1,000万回という優れた回転寿命により、長期にわたる安定稼働を実現し、メンテナンスの手間を軽減します。自動化設備や回転を伴う機器において、品質とコストのバランスを重視する企業様に推奨される製品です。
仕様だけでなく依頼条件まで満たすスリップリングメーカーを選ぶには、各メーカーの得意分野を知ることが合理的なアプローチです。このメディアでは、設計者が条件に合う依頼先を見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。
神奈川県横浜市に拠点を置く、1970年設立のスイッチ専門メーカーです。独自の設計技術と合理化された製造プロセスを強みとし、トグルスイッチやスライドスイッチなど多彩な機構スイッチの開発・販売を行っています。
MADE IN JAPANにこだわり、高精度な設備を用いた画像検査や自動組み立てを導入することで、安定した高品質な製品を国内外の幅広い顧客に向けて提供し続けています。
| 会社名 | シンデン株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市港北区新吉田東8-36-24 |
| 電話番号 | 045-542-5834 |
| 営業時間 | 公式サイトに記載なし |
| URL | https://shinden.com/ |
スリップリングの選定では、組み込む装置の種類や用途によって特有の要件があります。
ここでは、現場で特に求められる条件に対して強みを持つ3つのメーカーを紹介します。

フルカスタムでしか実現が難しかった、内径φ50mmクラスの中空軸に、大電流(各極数十A級)と1,000Mbpsの高速通信の混載要件にセミカスタムで対応。
短納期かつ低コストで、性能を実現できる。
「中空型」「軸端型」など既存のセミカスタム品ベースの設計でゼロからの専用設計が不要。
ノイズ対策や寸法調整といった要件を反映でき、試作1台からの小ロット発注にも国内一貫生産体制でスピーディに対応。

外径φ22〜30mmクラスに適合し、0.3Aの通信用回路を最大18極まで選べる小型シリーズを標準品でラインナップ。
CC-Link規格準拠のモデルもあり、規格ケーブルでのダイレクト接続が可能。
余分な慣性や抵抗を抑え回転機構に組み込んでも測定誤差が生じにくい軽量・低トルク設計。
質量26g・起動トルク0.005N·mのモデルなどがあり、回転ステージや治具でも精度を維持できる。

CTなどの大型医療装置のフレームを貫通できる内径1,397mmに対応。
限られた設計空間にも組み込めるため、既存の筐体寸法の制約内でも回転部の構成が可能。
最大1,000V・300Aの電力と、合計80Gb/s超えの画像データを、1台で同時伝送。
CTスキャナのX線管や冷却系を支えながら、装置内部の配線を簡素化できる。