野村ユニソンは、FA装置などに使用されるモジュール・ユニット製品の開発を行っている企業です。自社で部品加工から行うことで、短い期間での開発や「省スペース」「高剛性」な製品提供を実現しています。特にロボットハンドやインデックステーブル周辺の課題解決に強みを持ち、配管や配線のねじれ防止といった現場のニーズに応える製品群を展開しています。
野村ユニソンのスリップリングは、ロボットハンドやインデックステーブルに取り付けることで、電気信号線のねじれや干渉を防止する製品です。ロボットの先端に設置することで、動作に伴うケーブルの負荷を軽減することができます。また、信号の無限回転伝達が可能であるため、複雑な動きをする自動化設備においても、安定的かつスムーズな電気信号のやり取りを実現します。
このスリップリングを導入することで、従来複雑になりがちだったロボットの電気信号線の配線作業がスムーズになります。さらに、同社製のロータリージョイントとの互換性構造を採用しており、ロータリージョイントへの取り付けも可能です。これにより、配管と配線の両方のねじれ対策を同時に、かつ省スペースで行うことができる設計となっています。
| タイプ名 | 4ch |
|---|---|
| 型式 | 100-090TU |
| 極数 | DC24V-1A以下 |
| 回転数 | 200 rpm |
| 使用温度 | 0 ~ 60 ℃ |
| 回転寿命 | 500 万回転 |
| 質量 | 110g |
| タイプ名 | 8ch |
|---|---|
| 型式 | 100-091TU |
| 極数 | DC24V-1A以下 |
| 回転数 | 200 rpm |
| 使用温度 | 0 ~ 60 ℃ |
| 回転寿命 | 500 万回転 |
| 質量 | 110g |
野村ユニソンのスリップリングは、ロボットハンドやインデックステーブルのケーブル断線や干渉にお悩みの現場、または装置の小型化とメンテナンス性向上を目指す設計部門に向いています。高剛性かつコンパクトな設計が設備のダウンタイムを削減し、生産性を向上させます。自動化設備の安定稼働と省スペース化を追求する企業様に、トラブルのリスクを低減する解決策として推奨されます。
仕様だけでなく依頼条件まで満たすスリップリングメーカーを選ぶには、各メーカーの得意分野を知ることが合理的なアプローチです。このメディアでは、設計者が条件に合う依頼先を見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。
長野県茅野市に本社を置く、エンジニアリング事業や素形材・ユニット事業などを展開する企業です。1954年の創業以来、技術開発に力を入れ、FA装置向けのモジュール開発では「小型化・高剛性」をテーマに掲げています。日本国内だけでなく海外にも拠点を持ち、顧客の多様なニーズに応える製品づくりを行っています。
| 会社名 | 野村ユニソン株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 長野県茅野市ちの650 |
| 電話番号 | 0266-72-6151 |
| 営業時間 | 公式サイトに記載なし |
| URL | https://www.nomura-g.co.jp/ |
スリップリングの選定では、組み込む装置の種類や用途によって特有の要件があります。
ここでは、現場で特に求められる条件に対して強みを持つ3つのメーカーを紹介します。

フルカスタムでしか実現が難しかった、内径φ50mmクラスの中空軸に、大電流(各極数十A級)と1,000Mbpsの高速通信の混載要件にセミカスタムで対応。
短納期かつ低コストで、性能を実現できる。
「中空型」「軸端型」など既存のセミカスタム品ベースの設計でゼロからの専用設計が不要。
ノイズ対策や寸法調整といった要件を反映でき、試作1台からの小ロット発注にも国内一貫生産体制でスピーディに対応。

外径φ22〜30mmクラスに適合し、0.3Aの通信用回路を最大18極まで選べる小型シリーズを標準品でラインナップ。
CC-Link規格準拠のモデルもあり、規格ケーブルでのダイレクト接続が可能。
余分な慣性や抵抗を抑え回転機構に組み込んでも測定誤差が生じにくい軽量・低トルク設計。
質量26g・起動トルク0.005N·mのモデルなどがあり、回転ステージや治具でも精度を維持できる。

CTなどの大型医療装置のフレームを貫通できる内径1,397mmに対応。
限られた設計空間にも組み込めるため、既存の筐体寸法の制約内でも回転部の構成が可能。
最大1,000V・300Aの電力と、合計80Gb/s超えの画像データを、1台で同時伝送。
CTスキャナのX線管や冷却系を支えながら、装置内部の配線を簡素化できる。