総合計装株式会社は、ロードセル・トルクセンサ・スリップリングなどを製造する計測機器の総合メーカーです。本記事では、総合計装が手がけるスリップリングにフォーカスし、メーカーとしての特徴と代表的な製品の仕様を紹介します。
総合計装は、計測機器の総合メーカーとして培った技術力を背景に、高精度なスリップリングを提供しています。製品ラインナップには、シャフト中間取付型と軸端型などがあり、設置環境や用途に合わせた選択が可能です。
接触抵抗は10mΩ以下、絶縁抵抗は500MΩ以上という仕様を備えており、安定した信号伝送が求められる計測用途にも対応しています。TR10Cにはブラシ3組/極が搭載されており、通電品質の安定性を確保する設計となっています。
極数は5極固定のモデルから最大65極まで選択できるモデルまで幅広く、回転数も最高9500r.p.m.に対応する型式があります。用途に応じて取付方式・極数・回転数の異なるモデルを選定できる柔軟性が、総合計装のスリップリングの特徴といえます。
総合計装の公式サイトに記載されているスリップリング製品から、TR10CとTR10Eの2製品をピックアップして紹介します。
| 極数 | 5極 |
|---|---|
| 接触抵抗 | 10mΩ以下 |
| 最高回転数 | 9500r.p.m.(TR1051C)〜3300r.p.m.(TR1056C) |
| 使用温度範囲 | −10℃〜+75℃ |
| ブラシ | 3組/極 |
| 極数 | 5〜65極(選択可能) |
|---|---|
| 接触抵抗 | 10mΩ以下 |
| 最高回転数 | 5000r.p.m. |
| 使用温度範囲 | −10℃〜+75℃ |
| 全長 | 145mm(5極)〜685mm(65極) |
総合計装のスリップリングは、計測機器メーカーとしての技術力を活かした高精度な製品です。高回転対応から多極対応まで、用途に応じたモデル選択が可能な点が特徴といえます。製品の詳細仕様や導入に関するご相談は、総合計装株式会社の公式サイトよりご確認ください。
仕様だけでなく依頼条件まで満たすスリップリングメーカーを選ぶには、各メーカーの得意分野を知ることが合理的なアプローチです。このメディアでは、設計者が条件に合う依頼先を見極められるよう、各社の強みを整理して紹介しています。
総合計装株式会社は、1968年設立の計測機器メーカーで、抵抗線ひずみゲージ応用のセンサーおよび増幅器の製造販売を手がけています。ロードセル、トルクセンサ、スリップリング、自動車関連計測機器などを展開しており、標準品だけでなく少量多品目の試作品や研究開発品、特注品の設計・製作にも対応している点が特徴です。スリップリング分野でも、中空タイプや軸端タイプ、高速回転対応モデルなどをそろえ、用途に応じた製品選定ができるメーカーといえます。
| 会社名 | 総合計装株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都世田谷区経堂2-23-20経堂タウンハウス101 |
| 電話番号 | 03-5426-2436 |
| 営業時間 | 要問い合わせ |
| URL | https://www.sohgohkeiso.co.jp/index.html |
スリップリングの選定では、組み込む装置の種類や用途によって特有の要件があります。
ここでは、現場で特に求められる条件に対して強みを持つ3つのメーカーを紹介します。

フルカスタムでしか実現が難しかった、内径φ50mmクラスの中空軸に、大電流(各極数十A級)と1,000Mbpsの高速通信の混載要件にセミカスタムで対応。
短納期かつ低コストで、性能を実現できる。
「中空型」「軸端型」など既存のセミカスタム品ベースの設計でゼロからの専用設計が不要。
ノイズ対策や寸法調整といった要件を反映でき、試作1台からの小ロット発注にも国内一貫生産体制でスピーディに対応。

外径φ22〜30mmクラスに適合し、0.3Aの通信用回路を最大18極まで選べる小型シリーズを標準品でラインナップ。
CC-Link規格準拠のモデルもあり、規格ケーブルでのダイレクト接続が可能。
余分な慣性や抵抗を抑え回転機構に組み込んでも測定誤差が生じにくい軽量・低トルク設計。
質量26g・起動トルク0.005N·mのモデルなどがあり、回転ステージや治具でも精度を維持できる。

CTなどの大型医療装置のフレームを貫通できる内径1,397mmに対応。
限られた設計空間にも組み込めるため、既存の筐体寸法の制約内でも回転部の構成が可能。
最大1,000V・300Aの電力と、合計80Gb/s超えの画像データを、1台で同時伝送。
CTスキャナのX線管や冷却系を支えながら、装置内部の配線を簡素化できる。